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◉今日のテーマ:
「人から責められたと感じたときは」
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「事業融資を銀行に申込に行ったら
担当者に責められている気がして、
すごく嫌でした」
先日、そんな風な相談をしてきた方がいました。
僕は自分自身の全く同じ体験を思い出していました。
◇◇◇
2012年4月。
独立して鹿児島に移住しました。
そして僕には実家がある宮城県で、
年商10億を超える会社を25年経営している
父親がいました。
父は、僕の事業内容ややり方について
一切口出しやアドバイスをしませんでした。
「せっかくの人生なんだから、好きなようにやれ」
とだけ言われていました。
そんな父が唯一当時から僕にアドバイスしてきたこと。
それが
「銀行から融資を受けられるくらいの
経営者になれ」
ということでした。
僕はその意図や意味が全くわからず、
「でもそんなにお金かからないし…。」
「っていうか面倒くさそうだし…。」
とずっと先送りにしていました。
◇◇◇
これが心理学で言うところの
「メンタルブロック」
(否定的な思い込みから来る抵抗)
でした。
僕は借金というものにも
メンタルブロックがあったし
銀行や銀行員というものにも
メンタルブロックがありました。
でもこの人生というのは面白くて
メンタルブロックを抱えたまま生きていると
それを解放せざるを得ないような
出来事が起きてくるのです。
◇◇◇
僕は数年後、ヨガスタジオを引き継いで
経営することになりました。
そのときスタジオは赤字で、
いつもお金はカツカツの状態でした。
いざというとき資金援助してくれていた
父の会社もそんなときに限って
本業が不調でこれ以上は出せない、
という状態でした。
僕は背に腹を変えられず、
とうとう銀行を尋ねたのです。
◇◇◇
「融資担当の方いますか?」
そう尋ねると奥のスペースに
通されました。
そうしてはじめはにこやかな
融資担当者が現れてきたのです。
名刺交換をして、
世間話をして、
いよいよ本題で融資のお願いを
切り出します。
そこでは過去3年分の決算書の
提出を求められます。
赤字で終えてしまっていた
その決算書を見られるとき、
成績の悪いテスト結果を
親に見られるときのような
居心地の悪さを感じました。
何より、融資担当者の顔が
どんどん険しくなっていって、
一個一個赤字の理由だったり、
使った経費の内訳を質問されました。
このとき、僕は
心臓がキュッとなりそうなくらい
居心地が悪くて、
感覚としては、
「責められている」
というものだったのです。
◇◇◇
あれからまた数年が経ち、
今では融資の担当者とは
すっかり仲良しになりました。
スタバでお茶をしたり、
お互いの人生の近況をシェアしたり
しています。
あのときの
「責められている」感覚は
一体なんだったのかなと思うくらいです。
◇◇◇
「責められている」
それは結局のところ今振り返れば
「自分で自分を責めていた」
のだと思います。
赤字が続いていた会社経営。
出資してくれた父親に申し訳ない。
赤字が続いていたスタジオ経営。
お客さんやスタッフに、
どんな顔をして付き合えばいいのだろう。
たくさん使ってしまった経費。
無駄遣いをし過ぎだと、
見えない誰かに咎められているような
気がしていました。
◇◇◇
今は違う感覚が持てるくらいまで
成長しました。
決算書を提出しろと言われたら、
喜んで提出できます。
それは結果がよくなったからではなく、
自分で自分のことを認めるように
なったからです。
赤字だったけど、
自分なりによくやった。
できることは全部やってきた。
お金だって結果的に無駄遣いに
なることもたくさんあったけど、
その瞬間はベストだと思って使ってきた。
他の人がどう思おうと、
この6年間はベストを尽くしてきた。
だから胸を張って、
赤字の頃の決算書も提出できるように
なったのです。
◇◇◇
これって、
銀行融資の話に限ったことではなく、
人生全般に当てはまるのではないかと
思います。
他人が何て言おうと、
胸を張って、
「これがベストです」
と言えるかどうか。
他人からのちょっとした質問で、
すぐに動揺して
「責められた」と感じるとしたら、
それは自分の中にまだ
自分を認めていない部分があるのです。
相手からしたら
「責めている」つもりなど
全くなくて、
確認すべきことを
確認しているだけなのです。
◇◇◇
他人から「責められた」
と感じたときは。
まず自分をねぎらいましょう。
自分を認めましょう。
あなたは最善を尽くしてきて、
今ここにいるのですから。
◇◆◇◆◇◆
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
素晴らしい1日をお過ごしください。
亀井弘喜