人生の周波数が変わるとき

おはようございます！亀井弘喜です。

 

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人生の周波数が変わるとき

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昨日の理念合宿にて。

※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています

 

講師の中井先生曰く、経営者がこの合宿に来て、ミッション・ビジョン・バリューを明確にすると３つの現象が起きることがよくあるそうです。

 

１つ目は、これまで一緒にいた人たちが離れていくということ。

社員・スタッフの中には、経営者が明確にしたミッション・ビジョン・バリューに、「ついていけない」と感じて辞めていくことがあるというのです。

 

２つ目は、これまで一緒にいた人たちの中から、つながりが深くなる人が現れるということ。

ミッション・ビジョン・バリューを聞いたり、経営者の変化を見たときに、むしろ積極的になっていったり、そこから仲良くなったりするケースがこれにあたります。

 

３つ目は、新しい人と出会うこと。

定めたミッション・ビジョン・バリューが引力となって、それにふさわしい社員・スタッフ、取引先、お客様と出会うというのです。

 

僕はこれを大学時代から会社員時代に経験したことがあります。

 

大学時代、仲の良かった８人組で、お互いの結婚式なども参加しあったりしていました。

就活のときは同じような会社をみんなで受けていました。

 

でも他の7名はみんな都銀や地銀、生保など安定的な企業や省庁に就職していきました。

僕は一人だけ、実力主義・成果主義・外資のコンサルに行きました。

 

だんだんと集まって話をしていても、噛み合わないようになってきました。

会社のことや仕事のことを愚痴る友人たちを見ていると、自然と「じゃあ辞めて転職すればいいんじゃない？」という感覚になってしまうのです。

（当時は共感力が今よりも低かったということもありますが）

 

そして僕自身はうつ病と診断される経験を経て、人材紹介会社に転職しました。

新しい会社にはたくさんの価値観があり、よくも悪くも僕はそこに馴染んでいきました。

転職してから、外資コンサル時代の仲間に会うと、そこでも話は噛み合わなくなっていたのです。

 

さらに鹿児島に移住・起業すると、あんなに毎日一緒に過ごしていた人材紹介会社の仲間たちと会話が噛み合わなくなっていきました。

後輩の女性社員が結婚するというので、鹿児島から東京までお祝いに行ったのですが、再会した元同僚たちとは、話すことがなくなってしまっていました。

 

これはどっちがいいとか悪いとか、優秀とか劣っているとか、そういう話ではありません。

単純にどちらか、または双方の人生の周波数が変わってしまったのです。

 

ある時期は同じ周波数だったから出会った。そして深く関わった。

でもどちらか、または双方が成長・変化し、周波数が変わった。

そうしたらもう話をすることができず、出会うこと自体もなくなってしまった。

 

僕自身も何度もそれを経験してきました。

逆の立場も経験してきました。

 

同じように研修を受けていた女性起業家がメジャーになり、本を出し、テレビに出ていく。

僕のセミナーに出てくれていた男性起業家がメジャーになり、フォロワーが何千にも増え、有名人になっていく。

 

そういう経験をするとき、悲しい感情を感じたりもしました。

劣等感も羨望感も感じたりしました。

 

でも僕が思っているよりも、彼ら・彼女らは変わらず僕のことを友人として親しくしようとしてくれていることも知りました。

 

「目にしたものは手にしたもの」

 

メンターのアラン・コーエンさんの言葉です。

周波数が変わっていく誰かを見たとき、大切な問いは、「自分はどうなりたいのか？」ということです。

 

自分も同じように変わっていける可能性があるから、その人の変化に立ち会っていると見ることもできるのです。

 

僕は劣等感や羨望感を力に変えて、「あの人たちが成功できるなら、必ず自分にもできる」と信じてここまでやってきたように思います。

 

目にしたものは、手にしたもの。

 

あなたはどんな人を目にしていますか？

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

今日も素敵な１日をお過ごしください。

亀井 弘喜

 

 

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