本当に求めているもの

 

先日のコーチング講義での今日のテーマは

「本当に求めているもの」

でした。

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「本を出版したい」

「月収１００万円を手に入れたい」

「好きなことで起業したい」

「結婚したい」

「家が欲しい、車が欲しい」

人は色々な願望を持ちます。

僕もたくさんの願望を持ってきましたし
その多くを叶えてきました。

振り返ってみたとき、

「地に足の着いていない願望」

というのを持っている時期もありました。

例えば2012年7月、
初めてのマウイ島でのアランのリトリートを
受けに行きました。

マウイ島の素晴らしさに
舞い上がった僕は、

鹿児島に移住して２ヶ月しか立っていないのに

「マウイ島に移住します！」

と公言していたのです　笑。

 

今思えば、
なんとも極端だなぁという感じですが、
当時は結構本気でその願望を持っていました。

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アランから教わったライフコーチングでは

「本当に求めているもの」

というレッスンがありました。

クライアントが地に足の着いていない
願望を持っているとき。

コーチとしてはどのように
セッションを進めたらいいのか迷うものです。

そんなときに効果的な
２つの質問があるのです。

1. 「それが実現したらあなたは
どんな感覚・感情を抱きますか？」

2. 「それを実現するよりも前に、
今日その感覚・感情を抱くために
今できることは何ですか？」

という質問です。

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僕のハワイ移住の例で言えば
こんな感じです。

質問1.
「ハワイ移住が実現したら
あなたはどんな感覚・感情を抱きますか？」

答え：
「自由、解放感、心地良さを感じます。」

質問2.
「その自由、解放感、心地良さを
今日感じるために、
今からできることは何ですか？」

答え：
「近所の公園に散歩して
日向ぼっこしてみることです。」

あるいは、自宅に庭があるなら

「芝生のある庭に出て
そこに寝っ転がってみることです。」

となるかもしれません。

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そうして満たされた感覚を
先に味わった後に

「今、ハワイに移住したいですか？」

と聞かれたら

「いえ、全く(笑)」

と答えることになるでしょう。

つまり求めていたのは、
ハワイへの移住そのものではなく、

「その体験によって満たされるであろう
感覚や感情」

だったのです。

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もちろん、地に足のついた現実的な
願望はどんどん叶えていったらいいと思います。

あるいは、達成不可能なように見える
目標にチャレンジするのも良いでしょう。

でも、先に試してみて欲しいこと。

それがこの「本当に求めているもの」
というワークなのです。

よかったらご自身に
聞いてみてください。

「あなたは何を達成したい、
何を手にしたいですか？」

「それを達成できた・手にしたとき、
どんな感覚・感情を手にしますか？」
「その感覚・感情を
今日味わうために、
今からできることは何ですか？」

 

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今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

素晴らしい１日をお過ごしください。

亀井弘喜