知足マインドと不足マインド

おはようございます！亀井弘喜です。

 

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知足マインドと不足マインド

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今鹿児島で行なっているヨガインストラクター養成講座では、八支則（はちしそく）というヨガの８つの道を教えています。

※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています

 

その中で最も日常に活かせる教えは、一つ目の「ヤマ」と二つ目の「ニヤマ」です。

 

ヤマ・ニヤマとは、サンスクリット語で、それぞれ「してはいけないこと」「すべきこと」が書かれています。

 

1. ヤマ（してはいけないこと）

① アヒムサ（非暴力、暴力を振るってはいけない、言葉や態度での暴力も含む）

② サティヤ（不嘘、嘘をついてはいけない、他人に対してはもちろん、自分に対しても）

③ アスティヤ（不盗、他人のものを盗んではいけない、ものだけではなく、場所や時間も）

④ ブラフマチャリヤ（不過度、欲に溺れてはいけない、食べることや寝ることや性的なことやお金など）

⑤ アパリグラハ（不貪、貪ってはいけない、貪るように何かをすべきではない）

 

2. ニヤマ（すべきこと）

⑥ ソウチャ（清浄、物理的な空間も、自分の内側も清浄にする、清浄な食べ物を食べる）

⑦ サントーシャ（知足、足るを知る、今与えられているもの、手にしているものに感謝する）

⑧ タパス（自己鍛錬、自分を鍛える、現状に甘んじない、怠惰な甘えに逃げない）

⑨ スワディヤーヤ（自己探求、自分が何者かを知る、エゴ的な世界に浸らない）

⑩ イシュワラ・パラニダーナ（降伏、この世界の偉大な創り手に敬服する）

 

という感じです。

 

僕は個人的には、「サントーシャ」という言葉が響きも内容も好きです。

 

「足るを知る」

 

これだけで人生の問題や悩みはだいぶクリアになるからです。

 

知足の反対は、「不足」であり「不満」です。

 

不足や不満ももちろん役に立つ場面もあります。

 

しかし、何かを改善するための、健全な不満とは違い、単純な自分のエゴ的なところから来る不満に苛まれると、自分の人間関係は少しずつ壊れていくのだと思います。

 

ではどうしたらいいのか？

 

という答えがまさにヤマ・ニヤマの10戒であり、八支則なのです。

 

八支則についてはまた別の機会に書いていきますね。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

今日も素敵な１日をお過ごしください。

亀井 弘喜

 

 

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