怖れから逃れたいのであれば…

こんにちは。亀井弘喜です。

出張ツアー8日目、品川の朝を迎えています。

昨日は仙台出張最終日、亀塾を開催してから品川に移動してきました。

今日は名古屋センターピースの予習会をzoomで開催して、昼は鴨頭さんと10年ぶりくらいに銀座でご飯を食べてきます。

鴨さんの投稿を見てベルルッティの靴を買ったことから生まれた縁。どんな時間になるか今からとても楽しみです！

 

◉今日のテーマ：
「怖れを直視する」

□■□―――――――――――――

 

 

怖れというのは

直視しないとどんどん大きくなる

という性質を持っているようです。

 

 

僕がとても印象的な事例は、

以前の講座参加者の一人が

シェアしてくれた体験談でした。

 

 

その方(Aさんとします)は、

クレジットカードの請求書が

届くのが恐怖だと言うのです。

 

 

いくら使ったのかわからないし、

払えなかったらどうしよう、

という恐怖が先に立ってしまい、

 

 

カードの明細を開くのが

怖くて開かないようにして

過ごす、というのを繰り返していたのです。

 

 

そうして実際残高が足りなくて、

取り立ての電話が来て、

ますます怯えることになる。

 

 

「ひろきさん、一体どうしたら

いいんでしょうか？」

 

 

そう聞かれた僕は

不思議なほど真っ直ぐな気持ちで

即答しました。

 

 

「請求書、開けばいいんだよ（笑）」

 

 

◆◇◆◇

 

 

拍子抜けしたような表情をする

Aさん。

 

 

A：「でも払えなかったら

どうしたらいいんですか？」

 

 

僕：「それは、払えない、

という出来事が起きて来てから

考えてもいいと思う。

 

実際に残高が完全に足りなくなった

ことってあるの？」

 

 

A：「いえ、ありません。」

 

 

僕(および他参加者)：「ないんかい！！」

 

 

僕：「請求書っていうのはね、

Aさんの中にある”怖れ”の象徴だと思うよ。

 

見るのが怖い、開くのが怖い、

ということで見ないようにするから

その怖れはAさんの中で育ってしまう。

 

怖れにとって最も嫌なことは、

「直視されること」なんだよ。

 

それはカビが日光に当てられたら

生きていけないのと同じように、

 

怖れは直視されると

存在し続けることはできなくなるんだ。」

 

 

◇◆◇◆

 

 

怖れを直視する。

 

 

僕も人生がうまくいかないときは、

怖れを見ないで逃れようと

していたように思います。

 

 

そんな風に感じていたら、

今朝のコースインミラクルズに

シンクロするメッセージが出てきました。

 

 

その文章をシェアして

今日のメルマガを終わりにします。

 

 

怖れから逃れたいのであれば、

 

怖れを避けることはできず、

怖れを脇に置くことはできず、

怖れを否定することはできず、

怖れを偽装させることはできず、

怖れをどこか別な場所に見ることはできず、

怖れを別な名前で呼ぶことはできず、

怖れをごまかして隠すこともできません。

 

それはありのままに見られなければ

なりません。

 

そのとき初めて怖れの防御が外され、

真実がその上に輝いて、

怖れが姿を消すのです。