残念な父親の反対をやろうとしてうまくいかなかった

おはようございます!亀井弘喜です。

 

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◉今日のテーマ:

「残念な父親の反対をやろうとしてうまくいかなかった」

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そのNLPの講座で
課題となっているDVDがあります。

「流星ワゴン」というものです。

2015年くらいに放送された
テレビドラマです。

僕と同い年くらいの主人公の男性が
恨んでいる父との関係を発端として
人生が破滅してしまいます。

そこで死直前まで行ったときに
2人の幽霊親子に案内されて
人生をやり直すためにタイムスリップし、

そのときどきの登場人物に起きていた
真実の世界を体験するのです。

とにかくすごい気づきの詰まった
テレビドラマです。

僕も一気に一週間で全て見てしまい、
且つ毎回見るたびに大号泣していました。

***

その中で、印象的だった場面があります。

主人公のカズオは、
父を恨んでいました。

カズオは父のことをこう見ていました。

・父はお金の管理を全部母に押し付け、
 母はそのせいで苦労した。

・父はボロい家にずっと家族を住まわせ続けた

・父は母や子供に対して感情的に
 怒鳴り続けた

他にもいくつかありますが、
代表的なのはそれらでした。

***

カズオは父のようにだけはなりたくない、
と思って、全部父の逆をやりました。

・お金の管理を全部自分がやって、
 用途別に封筒に分けて妻に渡した。

・がんばってギリギリの住宅ローンを組んで
 きれいで新しいマンションに家族を住まわせた

・妻や子供に対しては決して怒鳴らず、
 怒らないようにした

***

結果どうなったか。

妻は息苦しさや罪悪感を感じ、
ギャンブルにはまり借金地獄へ。

息子はいじめに会い、受験のストレスから
不登校と家庭内暴力へ。

カズオの人生は
めちゃくちゃになってしまったのです。

***

タイムスリップした先の世界で妻が
カズオに言います。

「あなたといると、
 息が詰まるのよ。」

そしてカズオは、
母がこういうのを聞きます。

「私は、お父さんといて
 不幸だなんて思ったことは
 一度もないわよ。」

***

母を苦しめたいた父。

その世界は、カズオの見ていた
記憶の世界にのみ存在していたのです。

***

恨んでいた父の反対をやろうとして
うまくいかなかった。

これは実は僕自身のストーリーでも
ありました。

もちろん父のやっていたことを
真似しろということではありません。

「否定から逆をやる」

これが問題を複雑にしてしまう、
というのが大きな気づきだったのです。

***

親の理解できない言動、
親の理解できない行動には

隠されていた肯定的意図が
あったのです。

***

カズオはのちに父と同じように
妻に振る舞いました。

妻はカズオの元に戻り、
息子は父と共に実家の福山に
引っ越しました。

そうして、
世界は安全で愛に溢れた場所に
変わったのです。

 

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今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

素晴らしい1日をお過ごしください。

亀井弘喜

 

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