祈りの場を大切にする

2017年宮古島で
リトリートをした
ときのことです。

参加者２名と
ゴルフをした後

何気なくホテルのカフェで
お茶をしていました。

（シギラリゾートという
素晴らしいホテルでした）

飛行機までの時間
何をしようか
という話になり

参加者の一人が
「石庭に行きたい」
と言い出しました。

宮古島の「石庭」。
（詳しくはこちら）
http://bqspot.com/okinawa/miyako/507

以前、読んだ
船井幸雄さんの本で
目にしたことがありました。

とてつもない
癒しの場であり

祈りの場として
紹介されていたのです。

◇◇◇

そんなに神聖な場所とは
思えないほど日常的な
家屋で２００円を払って

参加者２名とともに
石庭に足を踏み入れました。

瞬間、場所の気が
変わったように感じました。

感覚としては霧島神宮などの
大きな神社の境内に入ったときと
同じものでした。

そして歩いて行くと
無数に積み上げられたというか
掘り下げられたというか

なんとも形容しがたい
石・岩の数々が
現れました。

３人とも言葉を失い
ただそこで瞑想をしたり
場所を感じたりしました。

僕も「太陽のサークル」と
呼ばれる場所で瞑想をしました。

時間や空間などを
忘れて完全な癒しの
感覚とともに過ごしました。

この石庭を作った
新城さんという方は

見学した日の２年前の
12月23日に亡くなった
とのことでした。

このような癒しの場所を
作ってくださったことに
心からの感謝が込み上げてきました。

◇◇◇

「ずっと続く祈りの場所を大切にしたい」

「ずっと続く祈りの場所を作りたい」

そんな思いを抱きました。

でも考えてみれば
僕にとってはヨガスタジオが
その場所でした。

ずっと続く祈りの場所。

ずっと続く平和の場所。

それを僕はヨガの中に見出して
スタジオ経営を始めたことを
思い出しました。

そのヨガスタジオは
2021年6月末に閉じたけど

その後も
僕は自分の場所を
大切にし続けています。

そしてまた定期的に
石庭に帰ってこようと
思いました。

澄んだ心になれる場所が
また一つ増えた
宮古島の旅でした。

◇◆◇◆◇◆

そろそろ搭乗時間が近づいてきたようです。

今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

素晴らしい１日をお過ごしください。

 

亀井弘喜