おはようございます!亀井弘喜です。
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逃げとしての学び、勇気とつながるための学び
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僕自身はたくさん学んできたし、今も学んでいます。
僕の友人や、僕の受講生たちもたくさん学んでいます。
※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています
でも、学んではいても、行動できない、という人たちも一方でたくさんいます。
次々の学びの場所を変えては、また学ぶ、という「学びジプシー」のような状態になっている方もいます。
「学び」とは一体なんなのでしょうか。
思い出すのは、小学生のころハマったドラクエというロールプレイングゲームです。
ドラクエで行き詰まったとき、クリアの仕方がわからなくなったとき、僕は攻略本を買いに行きました。
答えがそこに書いてあって、とても興奮しました。
それ以外にも知らなかったドラクエの真実がたくさん書いてあって驚きました。
「もっと早く知りたかった」とも思いました。
そして再びドラクエのゲーム世界に戻っていって、そのステージをクリアしたのです。
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人生の学びも同じ構造なのではないでしょうか。
人生で行き詰まったとき、「学び」という攻略本を買いにいく。(自己投資)
答えがそこに書いてあって、とても興奮する。
一緒に攻略本を買いに来た人たちとも仲良くなる。
「もっと早く知りたかった」とも思う。
そして再び人生の世界に戻っていって、そのステージをクリアする。
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そういう流れなら問題ないわけですが、ここで
「次の攻略本を買いに行く」
という行動に出てしまうことがあるのです。
そして、また答えを知って興奮し、新しい攻略本仲間と仲良くなり…、次の攻略本を買いに行く。
人生をよくするために、攻略本を買いに行ったのに、気づいたら攻略本収集家のようになってしまい、人生に戻れなくなってしまった。
そういう状態を「学び依存」とか「学びジプシー」と呼ぶのでしょう。
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もちろん、そうなる人たちや、そういう行動を否定する意図はありません。
僕自身も何度もそういう状態になってきました。
それでも人生に戻り続けたい。
人生をよくするための学びであって、学びのために学んでいるわけではないからです。
人生から逃げるために学んだのではなく、人生に勇気を持って立ち向かい行動するために学んでいるからです。
人生を変えるのは、学びそのものではなく、学びを手にしたあなたが発揮する「勇気」というリソースです。
学び依存になりかけていた昔の自分に伝えたいメッセージ。
「そろそろ学びという名の攻略本はそっと閉じて、ドラクエという名の人生に戻りましょう。 」
あのころの自分に届きますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
亀井 弘喜