おはようございます!亀井弘喜です。
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アルコール依存から抜けられる人と、抜けられない人の違い
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最近読んでいる本に、「習慣の力」というものがあります。
※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています
習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫) チャールズ・デュヒッグ
習慣というのがどのように形成され、そしてどうすれば変わるのかということについて書かれたとても内容の濃い本です。
詳しい内容はその本に譲るとして、今日シェアしたいのは
アルコール依存から抜けられる人と、抜けられない人の違い
です。
アルコール依存というのは習慣の問題です。
本人に問題があるという風にどうしても外野から見えてしまいますが、「習慣の力から逃れられない」という意味では、健康な人も同じなのです。
「本人の意志の問題」と認識してしまえば、意志力を鍛えるしかありません。
でも人間の意志力は、どうしても限界があります。
ですから、意志の力ではなく、習慣の力を使って人生を変えていくことが大切なのです。
習慣が変わるときに、アルコール依存からも抜けられます。
本の中にはアルコール依存から抜けられた人の話が載っています。
そしてアルコール依存だけでなく、依存症的なものから抜けられた人の多くが「信じること」を初めていたというのです。
「信じる」という習慣です。
これは僕自身にも当てはまることでした。
僕は依存症ではなかったですが、26才の春にうつ病と診断されました。
当時、僕は「信じる」という習慣はありませんでした。
反対にあったのは「疑う」という習慣でした。
自分を疑い、他人を疑い、社会を疑い、人生を疑っていました。
疑い深い僕に残された道は、「分析すること」「ロジック」「証明されていること」「文句を言うこと」「批判的に見ること」などでした。
でもそのどれもが、実際には道がふさがっていました。
そしてその絶望的な救ってくれたのは父親の愛ある言葉でした。
僕はそれ以来一つの信じる対象ができました。
それは「父親の愛」「母親の愛」でした。
両親の愛というものを、心から信じることができた26才の春でした。
その後母は亡くなり、僕自身も様々な経験をしていくうちに、信じる対象はどんどん増えていきました。
メンターたちもそうだし、自分自身もそう。
でも最大の信じる対象は、「創造主」「大いなる存在」と呼ぶべき存在でした。
この世界には、愛そのものである創り手がいて、その創り手は自分の中にもいる。
そのコンセプトがどれほど僕に深い安心をもたらしたことでしょう。
人間ですから、今でも不安になることは多々あります。
それでも、今の僕には、揺らぐことなく信じる対象があります。
そして「信じるという習慣」をしたあとはいつも優しい気持ちになるのです。
何かや誰かを盲信せよと言っているのではありません。
そうではなく、
この世界の安全性と神聖性を
ご自身の素晴らしさと才能と豊かさを
心から信頼してくださいということなのです。
「信じるものは救われる」と昔の人は言いました。
あなたは何を信じていますか?
あなたはあなた自身の人生を信じていますか?
僕は、僕自身の人生を信じています。
優しくて、愛と豊かさに満ちた人生であると信じています。
縁があって、このメルマガ(ブログ)を読んでくださっているあなたの人生も信じています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
亀井 弘喜