おはようございます!亀井弘喜です。
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「行動信仰」から解放された
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今日はライフコーチマスター講座の鹿児島16期の補講でした。
1回目を欠席した2名とともに3時間の講義だったのですが、とても楽しくてあっという間の時間でした。
※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています
5分間のショートセッションを相互にしてもらって、そのあとに僕が同じクライアントの話に対してコーチングのお手本を見せるという流れでした。
その中で、出てきた話題が、「行動信仰」についてでした。
「去年は学んだので、今年は行動しないと、と思うんです。」
「行動をした方がいいのかな、と思って」
「行動しないとダメだよ、とある人にいわれたんです」
クライアントの言葉から次々に出てくる「行動」という言葉。
ただ不思議とその言葉を発しているとき、クライアントの表情はこわばっているように見えて、声のトーンも1段階下がったように感じたのです。
僕:「このセッションで何が明確になったら理想的ですか?」
クライアント:「どうすれば、行動を一年続けられるかが明確になったら嬉しいです。」
僕:「なるほど。どんな行動を取りたいんですか?」
クライアント:「え?例えば、今学んでるAという講座を完了させること、Bという講座も完了させること…。あとは…。」
僕:「一つだけ年間続けたい行動はなんですか?」
クライアント:「え?ああ…、えっと、あ!そうだ!行動できなかったとしてもそんな自分を許したいと思います。」
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結果、クライアントの本当の望みは、「行動信仰」の呪縛のようなものから自分を解放することだったのです。
行動はとても大切です。
とくに勉強やビジネスやスポーツの世界など、結果が求められる分野においては、行動が結果をつくるため重要度は高まります。
でも人生全体で見たらどうでしょうか?
行動というのは、人生の豊かな体験という名の大きなピザがあるとしたら、その一欠片なのです。
行動なんてしなくてもいいし、できなくてもいい。
それよりも大切なことは何なのか。
その答えはあなたの中にあるのです。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
亀井 弘喜