「どうしてそれが悪いことだと、あなたにわかるのかね？」

2022年1月9日2022年1月10日

おはようございます！亀井弘喜です。

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「どうしてそれが悪いことだと、あなたにわかるのかね？」

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人間万事塞翁が馬

という言葉があります。

※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています

いろんな出来事が起きたとき、
塞翁(おじいさん)は、村人たちとは
異なるリアクションをするのです。

一見「良い」と思う出来事が起きたら

「どうしてそれが良いことだと
あなたにわかるのかね？」

と慎重になる。

一見「悪い」と思う出来事が起きたら

「どうしてそれが悪いことだと
あなたににわかるのかね？」

と平然としている。

そして塞翁の予測通り、
一見「良い」と思ったことは
残念な出来事の始まりであり、

一見「悪い」と思ったことは
素晴らしい出来事の始まりだったり
するのです。

人生喜んではいけない、
人生不安になってはいけない
ということではありません。

今の状況に一喜一憂せずに
淡々と過ごしていくこと。

その動じない心の強さが
大切なのです。

＊

僕は昨日、東京のマンションを探していて
内覧にいく予定でした。

ほとんど「ここにしよう」と
思って決めていた物件があったのですが

内覧に行く直前に他の人が契約したとの
連絡が不動産屋(A不動産とします)から
あったのです。

掘り出し物だと思っていただけに
一瞬落胆しました。

でも、

「起きた出来事が最善」

というコンセプトとともに
すぐに捉え直しました。

同時に聞こえてきたのが
塞翁さんの言葉でした。

「どうしてそれが悪いことだと
あなたにわかるのかね？」

不動産屋Aが持ってきた
もう105,000円の１つの物件を
そのあと見に行きました。

悪い物件ではないのですが、
日当たりが悪くて
なんかジメジメしていて

途端にエネルギーが
下がってしまいました。

ちょっとだけ絶望的な
気分になって不動産屋さんと
お別れしました。

＊

とりあえず万策尽きた僕は
新たに物件を探し始めました。

最初の物件が95,000円の
家賃だったのですが、

比較にならないくらい
素晴らしい物件を125,000円で
見つけました。

「こんな家賃、毎月払えるかな？」

途端に怖れが出ました。

それでも勇気を出して
この素晴らしい物件の内覧を
申し込もうと、不動産屋Bに
電話しました。

すると

「あー、ごめんなさい、
その物件決まってしまったようです」

とまた同じ展開でした。

ただ、そこから変化があったのです。
不動産屋Bのイケてる担当者(Fさんとします)
はこう言いました。

「良かったら他の物件も見てみませんか？
僕、今日休日出勤中なんで私服ですけど
それで良かったら対応しますよ。」

そのなんともありのままな感じと
休日出勤してるけど悲壮感がなくて
楽しんでる感じの声に魅力を感じた僕は
彼が働く麻布十番まで行ったのです。

そして麻布十番でFさんと対面。

予想通りのとてもおしゃれで
しかも個人事業主としてやってる
「話の通じる人」でした。

彼を信頼した僕は第一声で
こう言いました。

「あなたを信頼しました。

もしあなたが10万円前後の家賃で、
泉岳寺・三田エリアで、賃貸探すとしたら
絶対これに住む！

という物件を教えてください。」

彼は一瞬僕の顔を見たあと
熱を込めて即答しました。

「それならもう確実にこれです。

10年間不動産屋やってますけど
こんな物件見たことありません。

奇跡の物件ですよ。」

そうして見せられた物件は
駅から少し離れるものの、

泉岳寺・三田・田町と
３駅使えて新築でしかも
10万円の家賃だったのです。

「ここにします」

即答して契約した瞬間でした。

＊

人生は奇跡に満ち溢れている。

ただし、奇跡につながるには
諦めずに行動し続けること。

勇気を出して決断すること。

1月からその東京の拠点に
入居します。

今よりもさらにたくさんの人と出会って、
たくさんの人の仲間を作りたいと思います。

＊＊＊

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。

亀井弘喜
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