おはようございます!亀井弘喜です。
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「辞めることを決めたなら、1秒でも早く伝えよう」
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「辞めることを伝えるなら、1秒でも早く伝えよう」
昨日、個人セッションで僕がクライアントに
伝えたメッセージでした。
そしてこれは2015年5月、
僕が親しい経営者の方からアドバイスとして
受けたものでもありました。
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当時、ヨガスタジオの経営権を引き継いで
街中に2店舗経営していました。
もともと僕が生徒として通っていた
中央店(常温ヨガ)、
そしてその当時オープンして
まだ1年半くらいしか経過していなかった
天文館店(ホットヨガ)でした。
僕は思い入れがあったのは
中央店でした。
小さくて古い建物で、
豪華さはないけど、ヨガの修行道場の
ような雰囲気が漂っていました。
天文館店はきれいな建物で
内装も整備されて、
一目でお金がかかってることが
わかるような作りでした。
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ホットヨガに情熱がどうしても持てず、
そして何より赤字の幅も大きいし、
近くにLAVAが来たこともあって、
将来の希望も持てない。
そんなある日、僕は静かに
天文館店の閉店を決断したのです。
閉店を決断したとき、
いろいろな恐怖が湧き上がりました。
◉先生たちを解雇することを
伝えなければならない。
◉楽しみに通ってくださっている
たくさんの生徒さんから場所を奪ってしまう
◉お金を返せなどのクレーム、トラブルに
対処しなければならない
◉閉店費用がいくらかかるのかも
わからない
などです。
***
そしてもう1つわからなかったのが
「いつ閉店をスタッフやお客様に
伝えるか」
ということでした。
そんなある日、
経営者仲間の方(Aさんとします)にランチを
誘われたのです。
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ことの顛末を伝えると
Aさんはとても心配そうに聞いてくれました。
僕はAさんにボソッと質問したのです。
「閉店することっていつ伝えたら
いいんでしょうか?」
Aさんは、急に顔つきが変わって、
真剣な顔で言いました。
「亀井さん、それはもう1つです。
閉店すると決めたなら、1秒でも早く
伝えるべきです。
伝えることを遅らせていいことなんて
ありませんよ。」
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その気迫あふれる言葉を聞いた僕は
衝撃を受けて、
その足でスタジオに向かい、
HPや掲示板で閉店を伝えたのでした。
結果、いろいろなことが
起きましたが、全て乗り切れました。
そしてあのとき1秒でも早く伝えて
本当によかったと思っています。
***
「スタジオ閉店」というのを
「退職」に置き換えてもいいでしょうし、
「離婚や別れ」に置き換えてもいいでしょう。
その道を進まないことを決めたなら、
1秒でも早く伝えた方が全体が調和するのです。
なぜなら伝えた相手には、
まだ先の人生があるからです。
相手にできるだけたくさんの時間を
プレゼントするために。
1秒でも早く伝えることが
最善の優しさなのかもしれませんね。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
素晴らしい1日をお過ごしください。
亀井弘喜