メルマガ
おはようございます!亀井弘喜です。
今日のメルマガです。
どうぞご覧ください。
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◉今日のテーマ:
「危機が起きているのは、
その人の頭の中だけ」
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今朝のニュースで、
北朝鮮がミサイルを発射したという
ニュースが流されていました。
J-ALARTという警報システムがなり、
多くの方にとって目覚まし代わりに
なったようです。
ニュース番組では、ミサイルが上空近くを
通過したという青森の街でおばあちゃんに
インタビューしていました。
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記者:
「北朝鮮からミサイルが発射され、
J-ALARTが作動したようですがいかがですか?」
1人目のおばあちゃん:
「そうなんですか?
知りませんでした。」
(と笑顔)
2人目のおばあちゃん:
「携帯持ってないんです。」
(と笑顔)
記者:
「どう感じますか?」
2人目のおばあちゃん:
「心配ですねぇ。」
(とまだ笑顔)
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二人のおばあちゃんには、
この記者からインタビューされるまで
「世界に何も起きていない」状態でした。
そしてインタビューをされ、
情報を知ったことで、「心配」が生じたのです。
でも、記者からインタビューされたのが
別のおばあちゃんで、この2人のおばあちゃんは
これまで通り日常を過ごしていたら
どうだったでしょうか?
このまま数日、数週間が過ぎ、
仮に北朝鮮問題が収束したとすると、
2人のおばあちゃんの人生には
何も危ないことは生じていない、
ということになります。
◇◇◇
そしてこれは僕たちが
生きている世界の比喩です。
知る必要のない情報を知り、
感じる必要のない恐怖を感じて
生きているのです。
◇◇◇
2010年6月30日、
僕の母はガンで急死しました。
当時、自民党から民主党に
政権交代された頃で、ニュースでは
連日そのことが報道されていました。
またサッカーのW杯が開催されており、
日本代表の躍進が連日報道されていました。
ほとんど意識がなく、
朦朧としていた母親の人生の意識に、
「それらは起きることなく」
母の人生は幕を閉じていったのです。
それを隣で見ていたとき、
僕は
「人生って何なんだろう?」
「出来事って何なんだろう?」
「事実って何なんだろう?」
という疑問を持ちました。
僕の人生にとっては、
政権交代も日本代表の飛躍も、
そして今日の北朝鮮のミサイルも
「事実」です。
でも母の人生にとって、それらは
「起きていない」のです。
◇◇◇
「世界とは相対的なものである」
「あなたが見たものが”世界”である」
「あなたが体験したことが”世界”である」
そして何を見るのか、
何を体験するのかが選べるのが、
この”世界”の面白いルールです。
今日もあなたにとって
素晴らしい世界になりますように。
(2017年8月29日 配信のメルマガより)
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最後まで読んでくださってありがとうございました。
このメルマガが少しでもあなたの
人生のお役に立てたら嬉しく思います。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
亀井弘喜
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