かめちゃん語録
2025年9月26日
✅ あなたは相手を怒らせた「原因」ではなく「きっかけ」に過ぎない
✅ 人間関係には3つのステージがある
✅ 共存マスターの極意は「相手に確認する」こと
✅ 自分責めをやめる
誰にも相談できない孤独から、温かいつながりへ。この記事でその方法がわかります。
1. なぜあなたは「怒らせた」と思い込むのか?
2. 誰にも相談できない孤独から抜け出す思考法
3. 実例で理解する|なぜ同じ言葉で傷つく人と傷つかない人がいるのか?
4. 人間関係の3つのステージ
5. 共存マスターになる実践テクニック|相手を怒らせない返答の極意
6. 誰にも相談できない孤独を解消する|共存のあり方を習得する
まとめ
「そんなつもりはなかったのに怒らせてしまった…」
職場や人間関係で思いがけず相手を怒らせてしまった経験はありませんか?
私も長年、人間関係に悩んできました。
職場でうまくコミュニケーションが取れないことが続くと孤独感を感じ、
会社に行くのもしんどくなっていきますね。
誰にも相談できず、一人で抱え込んでいる方も、
人間心理学センターピースで伝えている「共存」のあり方を身に付けると、
人間関係が変化していきます。
会社の同僚を怒らせてしまった時、多くの人はこう考えます。
「私の発言が悪かった」「私が怒らせた」
誰にも相談できないまま、自分を責め続ける。
そんな孤独な時間を過ごしていませんか?
実は、この考え方そのものを変えると心が楽になります。
怒りの本当のメカニズム|トリガー理論
心理学に「トリガー(引き金)」という概念があります。
これを花火に例えて説明しましょう。
花火が打ち上がる3つの要素:
1. 火薬(原因)
2. チャッカマン(きっかけ)
3. 花火(結果)
感情の99%は過去を見ているとも言われますが、
人の感情も同じ構造です。
・火薬 = 相手の過去の経験・未解消の心の傷(原因)
・チャッカマン = あなたの発言(きっかけ)
・花火 = 相手の怒り(結果)
つまり、相手の怒りの本当の原因は、
相手の中にすでに存在していた「火薬」=過去の傷なんです。
あなたの発言は「きっかけ」に過ぎないのです。
この事実を知ると、人間関係が劇的に変わります。
❌ 一般的な捉え方:「私が悪かった」
これは自分を責めるエネルギーになり、孤独感を深めます。
⭕ おすすめの捉え方:「きっかけを作ってしまってごめんなさい」
「あなたの過去につながるきっかけを、私の言動で作ってしまってごめんなさい」
という捉え方をすると、フラットに謝罪をすることができます。
私が「太ってるね」とあなたに言ったとします。
質問:10段階中、何点傷つきますか?
・Aさん:「2点くらい」
・Bさん:「10点!いや、11点!」
このように、同じ言葉を言われても、AさんとBさんでは傷つき度合いが違うという現象が起きます。
なぜこの違いが生まれるのか?
答え:過去の経験が違うから
Bさんは小学校の時、男子に体型のことで馬鹿にされた傷があるかもしれません。
だから私の何気ない一言が、その古傷を刺激してしまうんです。
でも、私にその過去は見えません。
これは極端な例ですが、相手がどんな過去の傷があるかなんてことは分からない。
過去の傷を刺激しないようにしようと思ったら
もう何も言えなくなってしまうのです。
ここでヒントになるのは、他人軸・自分軸・共存の考え方。
人とのつながり方には、成長段階があります。
【ステージ1】他人軸
・誰かを怒らせるのが怖い
・孤独感が強い
・分かってほしい、認めてほしい、~してほしいエネルギー
【ステージ2】自分軸
・自分の言いたいことを言う
・誰かを傷つけることも
・~したいのエネルギー
【ステージ3】共存
・言いたいことを言うけれど誰も傷つけない
・深いつながりが生まれる
・~してあげたいのエネルギー
誰にも相談できない人間関係の状態から抜け出すには、
この「共存」のステージを目指すことが大切です。
では、実際にどうすればいいのか?
実際にこのような相談がありました。
実例:転職の話題での失敗と成功
シチュエーション:職場の友人が転職候補の求人票を見せてきた
❌ 自分軸の返答:「いいね!」
→ 友人「私に会社辞めろってこと?」(怒)
⭕ 共存の返答:「あなたはこの求人についてどう感じてる?」
「この企業について、どう思ってる?」
この実例にあるように、
共存の極意は「相手に確認する」こと。
良いか悪いかをこちらが決めるのではなく、
相手がどう感じているかを聞くんです。
すると相手は:
「いいとは思うんだけど、まだ今の会社の方がいいと思うんだよね」という返答をしてくれるかもしれません。
何気なく伝えた「いいね」という言葉は、
自分の価値観を実はやんわりと押し付けちゃったところから
軋轢が生まれていました。
人間心理学センターピースで学ぶ共存の基本は「確認する」ことなのです。
人間関係で悩まないための最重要ポイント、
それは共存のあり方を習得することです。
あなたは今、どのステージにいますか?
【ステージ1】他人軸
このステージでは、相手の顔色を伺い、
自分の気持ちを押し殺しています。
【ステージ2】自分軸
自分の気持ちを表現できるようになりますが、
相手の気持ちへの配慮が欠けるため、
人間関係に軋轢が生まれやすい状態です。
【ステージ3】共存
自分の本音を伝えながらも、相手を尊重できる状態です。
誰にも相談できない人間関係の状態は、
この「共存」のステージを目指すとうまくいくようになります。
多くの人は他人軸のあり方で生きています。
一足飛びで共存になるのは難しいけれど、
練習をすれば、他人軸から自分軸、共存へと成長することができるのです。
もちろん、私もまだ修行中。完璧な人間なんていません。
でも、共存のあり方が身に着くと、
人間関係も、仕事も、確実に変わります。
誰にも相談できない孤独から、温かいつながりへ。
その第一歩を、今日から踏み出しませんか?
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