受け取れない褒め言葉は

 

昨日のセンターピースで
扱ったテーマの１つ。

それが

「受け取れない褒め言葉」

でした。

例えばある30代後半の女性Aさんが
友人の同年代の女性Bさんにこう言いました。

「Aさんってお母さんみたいだよね。」

Aさんは、何となく嫌な気持ちがして
「えっ、そう？」と言い、黙り込みました。

Bさんは、自分の言葉が
何か気に障ったかな、
褒めたつもりだったんだけどな、
と次の言葉を探しています。

◇◇◇

このようなこと、
人生で体験したことありませんか？

これは実は昨日、ペアワークで実際に
起きた出来事だったのです。

さてこの状況で、Aさんは一体
どうすれば良かったのでしょうか？

センターピースではいくつかの
考え方を教えています。

例えば

「どこを見てそう感じたの？」
「どういう意図でそう言ったの？」

という質問をしてみること。

すると次のようなやりとりに
変わります。

ーーーーーーーーーーーーーー

B：Aさんってお母さんみたいだよね。

A：え？どこを見てそう感じたの？

B：みんなの質問に答えてるところとか。

A：どういう意図でそう言ったの？

B：何か、何を言っても大丈夫な
安心感とか、すべてを包んでくれそうな
包容力を感じるっていう意味だよ。

ーーーーーーーーーーーーーー

Aさんは、ホッとしたように
「そういうことか。ありがとう。」
と笑顔で受け取っていました。

◇◇◇

また、受け取れない理由の１つに
「それが事実だと捉えているから」
というものもありました。

「Cさんって本当頑張り屋さんだよね」

別なワークでDさんが言いました。
Cさんは返しました。

「え？そう？全然頑張ってないけどなぁ」

◇◇◇

これも日常でよく起きる展開です。

このとき
「Cさんは頑張っている」
ということは、

事実でしょうか？
それとも捉え方でしょうか？

センターピースではこれを
捉え方として認識します。

つまりDさんの言葉を意訳すると

「私は”Cさんが頑張っている”と
捉えています。」

という意味なのです。

 

Cさんの

「そう？私は全然頑張ってないけどなぁ」

という言葉、

「あなたの捉え方は間違っています。」

というニュアンスに聴こえてしまい、
その後２人の会話は終了してしまうのです。

◇◇◇

捉え方に合ってるとか間違っている
というのはありません。

そしてプラスの捉え方であれ、
マイナスの捉え方であれ、
他人の捉え方というのはどこまで行っても
尊重することしかできません。

また、自分の捉え方も
自分で選べるのです。

より自分が幸せを感じる方。
より自分が成功に近づく方。

そういう捉え方を選ぶこと。

先の例で言えば、こうなります。

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D：Cさんって本当頑張り屋さんだよね。

C：そんな風に捉えてくれてありがとう。
私も自分でも頑張ってるなって
思える部分とまだまだだと感じる部分が
あるんだよね。

でもDさんにそう言ってもらえて
もっと頑張ろうと思えた！

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褒め言葉を素直に受け取れる人は成長し、
ますます褒めてもらえるようになります。

褒め言葉を無意識に拒絶する人は、
どんどん褒めてもらえないようになります。

世界の「二極化」とは
本来このような意味です。

自分の言動が次の現実を作っているのですから、
プラスの言動はプラスの現実を創り、
マイナスの言動はマイナスの現実を創るのです。

いつからプラスを選び直せばいいか。

それはいついかなるときも「今この瞬間」からです。

あなたは素晴らしい人間です。

少なくとも僕はそう捉えています。

あなたはあなた自身をどう捉えていますか？

良かったらご自身に聞いてみてください。

もしマイナスが出てきたら
プラスを選び直してみてくださいね。

 

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