わからないことは考えない

おはようございます！亀井弘喜です。

 

 

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わからないことは考えない

 

※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています

 

 

僕のメンターの一人に

津留晃一さんという方がいます。

 

すでに亡くなって

しまった方であり

メンターとして僕は

とらえているのですが

お会いしたことはありません。

 

東京時代に

お世話になったある方に

 

「亀井くんなら、

津留さんの言ってることが

わかると思うから。」

 

と言って

１冊の本をご紹介して

いただいたのがきっかけです。

タイトルは、

 

「津留さんと出会って、

人生が変わった」

だったかな。

 

実際に僕は津留さんの言葉と

出会って人生が変わりました。

 

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その津留さんの命日に

行われた

偲ぶ会のような会合で

津留さんのお弟子さんの

あまちゆうとさん（この方も故人）

という方が

講演をしていました。

 

そのときの様子が

CDとして撮られていて

僕はよくそれを

車を運転しながら

聞いているのです。

 

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ご自身もカウンセラーとして

そして講演家として

活動されてきた

あまちゆうとさん。

冗談を交えた

軽妙な語り口で

あまちさんがこう言う場面があります。

 

「日々悩みを

　受けてましてね。

それで

　わかったことが

　あったんです。

悩みが一発で

　なくなる方法です。

いいですか？

 

　みなさんメモってくださいね。

 

　”わからないことは考えない”

これです。

 

もう一度言いますね。

“わからないことは考えない”

これです。

 

みなさんね、

　結局悩んでるときって

　言うのは

わからないことを

　考えてるんですよ。

 

わかることっていうのは

　今のことだけでしょ？

今のことだけが

　わかるんだから

　今に従って生きたらいいのに

みんなわからん将来のことを

　基準にして生きている。

だから悩むんです。

 

 

　だから

“わからないことは考えない”

 

　これを上手に

　やってるのは

　子どもたちです。

 

将来どうなるのかなぁ？

　って不安になってる

　３歳児いますか？（笑）

いないでしょ？

だから子供たちは

　幸せなんです。

　悟った存在なんです。

大人になっても

　結局わからんのに

わからないことを

　あーだこうだといって

　考えては悩んでる。

 

もちろん悩むことも

　楽しみのひとつだから

　体験したかったらしたら

　いいわけですが

 

　悩みたくないんだったら

　わからないことは

　考えんことです。」

 

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僕は人生の悩みの

どん底にいたときに

この講演テープを聞きました。

 

思わず

笑ってしまいました。

その通りだと

思ったのです。

 

それから

繰り返し何度も何度も

音声ファイルを聞きました。

 

上記の文章も

繰り返し聞いた僕の

記憶によって再現されたものです。

 

繰り返し繰り返し

聞いたことで

僕の中で、

わからないことを

うじうじ悩むパターンが

消えて行きました。

 

そしてその数年後、

ヒーラーとしてのメンター

本郷そみさんから

同じ意味のことを

違った言葉で教わりました。

 

「わからないということが

　危ないことだというのは

人類全体が長い間かけて

　背負ってきた条件付けです。

わからないということが

　優しい場所であるという

　可能性にオープンでいてください。」

 

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世界は昔も今も、

わからないことだらけです。

 

自分の人生がどうなるのか

自分のビジネスがどうなるのか

鹿児島がどうなるのか

日本がどうなるのか

世界がどうなるのか

わからないことだらけです。

 

わからないことを

わかるようになるための

専門家と呼ばれる人たちがいます。

 

僕はその人たちを

尊敬しています。

 

僕もある意味、

コーチングやヨガに関しては

わからないことを

わかるようになるために

人々に教えています。

 

それでも

わからないことも

同じ分だけ増えて

行くような気がして

結局

“わからない”という

場所に戻ってくるのです。

 

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僕は

もうわからなさと

戦うことを辞めました。

 

なぜなら

真実の世界は

いつも優しい。

 

そのことが

わかったからです。

 

優しい世界に

囲まれながら

わからなさを

勝手に敵にする、

というのは

例えばこの安全な

鹿児島で

見えぬ敵を恐れて

防弾チョッキを着ながら

生きるようなものです。

 

敵はいないのです。

敵はずっといなかったのです。

 

いたとすれば

それは僕の頭の中、

妄想の中、

幻想の中にのみ存在していたのです。

 

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わからなさは

あなたの味方です。

わからなさと

ともに歩んでください。

 

わからなさは

あなたを優しく

守ってくれています。

 

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今日も素晴らしい一日を

お過ごしください。

 

 

亀井弘喜