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人を傷つけることはできない?

おはようございます!亀井弘喜です。

 

今日のメルマガです。

どうぞご覧ください。

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人を傷つけることはできない?

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「指を自分に向けあうこと。
そして自分では抱えきれなくなったとき
そばにいること。

それが理想のパートナーシップだと
思っています。」

 

先日、とある人に、

「理想のパートナーシップとは?」と

質問されました。

※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています

 

僕の口から出てきたのは
上記のような言葉でした。

指を自分に向けること。

 

どういうことかというと、

例えば夫に対して不満を持っている

こんな方(妻)がいたとします。

 

◎夫の帰りがいつも遅い。

◎仕事ばかりしている。

◎家族のことを顧みない。

 

で、一般的な反応としては

「なんてひどい夫!」

「かわいそう(な私)」

「もう別れた方がいい!」

というようなものに

なりがちです。

 

そういう反応的な

世界も別にだめではありません。

 

ただ、自分が苦しくなって

しまうのです。

 

逆のパターンもまたしかりです。

例えば妻に対して不満を持っている

こんな方(夫)がいたとします。

 

◎育児ばかりで自分に興味を

持っていない(ように感じる)

◎女性であることを忘れている。

◎自分に対して文句ばかり言ってくる。

 

これもまた反応的価値観だと

こうなります。

 

「この人と結婚したの間違いだったかな」

「どっかに素敵な女性いないかな」

「どうしてこの人はいつもこうネガティブなんだろう」

 

★ーーーーーーーーーーーーーーー

 

反応的価値観、

と僕が表現したのは

1、何かの出来事や

他人の言動に自分の感情が反応し

2、その反応と自分自身が

一体化してしまい

3、相手(や他人)に怒り・いらだち・

不満・嫉妬などを感じる

 

という一連の

プロセスのことを指します。

 

これをお互いにやりあうと

個人のレベルでは離別、

組織のレベルでは退職や対立、

政治のレベルでは国会のやじ合戦、

国のレベルでは戦争

というように発展して

いきます。

 

指を相手に向けて

何かを言っている限り

争いが途絶えることはないのです。

 

★ーーーーーーーーーーーーーーー

 

それでは一体どうしたら

いいのでしょうか。

 

僕自身、毎日生きていると

人間ですから色んな感情が

反応します。

 

反応するたびに、

自分に指を向けて

こう問いかけます。

 

「自分は今、なぜそう感じているんだろう。」

 

自分はなぜ、

傷ついたように感じているんだろう。

 

自分はなぜ、

絶望したように感じているんだろう。

 

自分はなぜ、

罪悪感を感じているんだろう。

 

「自分は傷ついている」とか

「自分は傷つけられた」ではないのです。

 

「自分は絶望した」とか

「自分は絶望させられた」ではないのです。

 

「自分は罪がある」とか

「自分は過ちを犯した」ではないのです。

 

「そう感じている」のです。

 

なぜ?

答えは、自分の中に

あったのです。

 

□■□—————————————

 

いかがでしたでしょうか?

自分は○○だ。

自分は○○された。

 

ついつい断言して

自分のことを認識しがちです。

 

断言すると

それは実在します。

 

「私は傷ついた」

「私は傷つけられた」というと

傷は実際に生じます。

 

「私は傷ついたと感じている」

「私は傷つけられたと感じている」と

いうと

傷は「感情」という

流れいくものの一部になります。

 

あなたは流れいくものでは

ありません。

 

あなたはそれを体験する

存在そのものなのです。

 

あなたが傷つくことは

ありません。

 

これまでもないし、今も、

これからもありません。

 

この世界の全ての傷が

癒えますように。

 

□■□—————————————

 

最後まで読んでくれて

ありがとうございました。

亀井 弘喜

 

 

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