離婚寸前の妻が、夫に「この服似合う？」と聞いた本当の理由

その本で説明されていた
例はこんな内容でした。

 

あるところに

50歳を過ぎた中年夫婦がいました。

 

結婚生活も25年を過ぎ、

愛は冷え切っていて

会話もほとんどなく離婚寸前でした。

 

結婚生活25周年を記念して、

夫婦は買い物に行くことにしました。

 

数年ぶりの二人での

買い物です。

ある洋服屋に入りました。

 

妻はお気に入りの服を

見つけました。

 

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妻：

「この服とても素敵じゃない？

　試着してきていいかしら？」

夫：

「好きにしたらいいじゃないか。

　俺は他のところを見てくるよ。」

妻：

「…。

（この人はいつもこう。

　私に興味ないんだわ。）」

※数分後

 

妻：

「ねえ、あなた！」

（と遠くにいる夫を呼ぶ）

夫：

「なんだよ。」

（今、自分だって見たいものを

　見てるのに）

 

妻：

「この洋服似合う？」

夫：

「え？ああ、似合うよ。」

妻：

「…、そう。

　ありがとう。」

（落胆、あきらめ）

 

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この何気ない夫婦の会話。

 

最後の最後、

妻は夫に、

「この洋服似合う？」

と聞きました。

 

夫は似合うかどうか聞かれたので

どちらかと言えば似合う、と

気のない返事をしました。

 

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このとき妻は本当は

何を夫に聞きたかったのでしょう。

 

答えは

こうでした。

 

「私のことまだ好き？」

でも妻は怖かったのです。

 

夫の愛が冷え切っていることが。

 

だから愛を確認したいその気持ちを

“新しい洋服が似合うかどうか”という

オブラートに包み確認したのです。

 

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この、

「本当に言いたいこと、

聞きたいことがあるけど、

結果が怖いから別な形で伝える」

というアプローチ。

 

（ダブルメッセージ）

 

怖れず愛に忠実に

生きている人にとっては

必要のない方法です。

 

先の例で言えば、

洋服屋に行くまでもなく、

結婚２５周年を迎えるまでもなく、

「ねえ、私のことまだ好き？」

と聞けば済むからです。

 

さらに、好きではないと

言われたとしても

傷つくことがないからです。

 

そしてもっと大事なことがあります。

 

それは

「私はあなたのことを

まだ好きです。」

 

と自分から先に

伝えることです。

愛を欲しがって

待っていたり

取引している限り

それはやってきません。

 

与えたものが

返ってくるからです。

 

「愛や信頼や友情を確認したいとき、

何かのオブラートに包むのではなく

直接それを聞くこと。

しかもできれば

聞く前に、自分の愛や信頼や友情を

伝えること。」

 

そしていつも真実は

シンプルな場所に落ち着くのです。

 

「私はあなたを愛しています。

あなたも私を愛してくれていますか？」

 

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最後まで読んでくれて

ありがとうございました。

 

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