おはようございます!亀井弘喜です。
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ビジネスでは、「誰に嫌われるのかを先に決める」ことが大切
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鹿児島から東京への移動中、「ストーリーとしての競争戦略」という本をkindleで読んでいました。
とても深くて内容の濃い本です。
すでに経営をしている人であれば、必ず役に立つと言ってもいいでしょう。
※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています
僕が今回最も刺さったフレーズは、
「ビジネスでコンセプトを決める際は、誰に嫌われるのかを先に決めることが大切」
というものでした。
例えば、「第三の場所」というコンセプトを持っているスターバックスは、「時間がなくて急いでいる人」「タバコを吸いたい人」からは嫌われる設計だと言うのです。
注文までも待つし、注文してから商品提供までも時間がかかる。
反対に例えばドトールは、「時間がなくて急いでいる人」「タバコを吸いたい人」から好かれる設計です。
どちらが良いとか悪いというのはないのですが、「誰にでも好かれるように」設計すれば、特色が出ず、また消費者からの必要性もなくなってしまうという話でした。
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僕は自分のヨガスタジオに当てはめてみました。
コンセプトは、「初心者が安心してヨガができるヨガスタジオ」です。
嫌われたい人は、
1、アシュタンガヨガなどの激しいヨガを好む人
2、マニアックなこだわりを持つヨガを好む人
3、おしゃれなヨガウェアをばっちり着こなしてくるような人
という感じです。
好かれたい人は、
1、ヨガに興味があるけど、やったことなくて不安な人
2、運動不足で身体が硬い人
3、ヨガウェアとか持っていなくてジャージやTシャツくらいしか持ってないような人
という感じです。
これだけでも明確になっていたら、HPやチラシなどでの打ち出し方はだいぶ決まってきますよね。
でももしこれが「誰にでも好かれたい」「みんなに好かれたい」というコンセプトで
「どのような方でも楽しめるヨガスタジオです」と書いてあったら、ひょっとしたら誰にとっても魅力的じゃないスタジオになってしまう可能性があるのです。
そういう意味では「嫌われる勇気」という本が流行りましたが、人生全般にあてはまる成功するための原理原則とも言えるのかもしれません。
あなたの仕事やビジネスは、誰に嫌われることを決めていますか?
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
亀井 弘喜