おはようございます!亀井弘喜です。
今日のメルマガです。
どうぞご覧ください。
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あなたは正しい道を歩んでいます
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「あなたは正しい道を歩んでいます」
数年前、友人のセラピストの女性(Aさん)と中目黒でワークショップを開催したことがありました。
15名くらいが参加していたそのワークショップで、ある参加者女性(Bさん)が質問をしました。
※当記事は数年前に書いたものを加筆修正しています
・恋愛のことでずっと悩み傷ついてきた。
・これまでの自分の決断が間違っていたような気もするし、後悔もしている。
・どうしていいのか今は全くわからなくなってしまった
ひとしきり状況を伝え終えたBさん。
悩みの深刻さと出口の見えない感じに、会場はシーンと静まり返りました。
僕とAさんは特に役割を事前に決めるわけでもなく、直感的に答えた方が良さそうだと感じた方が答える、という自由なワークショップでした。
それまでの質問者とのやりとりでは、僕が答えることが多かったのですが、このときはなぜか僕には何も思い浮かびませんでした。
ふとAさんの目を見ると、Aさんと目が合いました。
そして「俺はとくに何も浮かんでこないから、Aちゃん回答してもらっていい?」と伝えました。
Aさんはリーディングのできる人で、日頃から天使のメッセージをメルマガや個人セッションで聞き届けるということを仕事にしていました。
リーディングに入るAさん。
静かな数秒間のあとAさんは別人のような声と、慈悲深い目でBさんに向かって伝えました。
「あなたは正しい道を歩んでいます」
その言葉を聞いた瞬間、Bさんは涙が溢れて泣き崩れていました。
会場にいた誰もがそれを美しい光景として眺めていたのです。
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人生で何かに迷ったり、悩んだりしたとき、「私は間違っているのではないか?」という疑問や怖れを抱いてしまうものです。
そして僕自身もそれは同じです。
そういうとき、いつもあのときのAさんの声を思い出します。
「あなたは正しい道を歩んでいます」
これは自己正当化ということではなく、「誰もが魂の望んだ脚本を経験している」という赦しの見方であり、愛の見方です。
そしてここでいう「正しい」というのは、正しい・間違っているということではなく、真善美という言葉に象徴されるようなこの世界の真理のことを指すのでしょう。
自分の正しさを押し付けることや、相手の正しさを押し付けられることは、誰もあまり望まないことでしょう。
本当に人が望んでいるのは、自分自身を承認し、承認される経験なのです。
僕は自分自身を承認し、そして出会う人を承認して日々を過ごしたいと思っています。
このメルマガがその1つになったら嬉しく思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
亀井 弘喜