「あなたの子どもに生まれて良かった」

どうぞご覧ください。

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◉今日のテーマ：

「あなたの子どもに生まれて良かった」

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水曜日のセンターピース（開発者：犬飼ターボさん）
での出来事。

参加女性のCさんは
ずっと苦手というか嫌いだったという
年上の女性Dさんがいました。

普段は明るくて肯定的なCさんが
Dさんの話をするときだけは暗く、
重たい雰囲気になるのです。

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僕：「Dさんの何がそんなに嫌いなんですか？」

C：「嫌いなところだらけです。

　だって、四六時中私を監視してくるし、

　15年前に出会ったときからずっと
　私を責めてくるんです。」

僕：「なるほど。

　センターピースのレッスンでいうと、
　”監視してくる”とか”責めてくる”というのは
　事実ですか？捉え方ですか？」

C：「… 捉え方です。」

僕：「ですよね。

　実際Dさんには何をされたのですか？」

C：「仕事中に私がちょっと席を離すと、
　”どこいってたの”って聞いてくるんです。」

僕：「なるほど。それは監視されてるというより
　”確認されている”とか”質問されている”だけ
　のように感じますね。」

C：「そうですか？」

僕：「はい。そしてこういうときは、だいたい
　過去の誰かを投影しているものなのです。

　Cさんの人生でCさんのことを
　ずっと監視して来た相手、

　Cさんをずっと責めてきた相手が
　いるとしたらそれは誰ですか？」

C：「え…。Dさん？」

僕：「いや、Dさんより前に
　出会っている相手です。」

C：「あ！… 母です。」

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そこからはとても美しい解放の時間でした。

僕がこれまで習って来たすべての
アプローチを総動員して、
感情解放のワークを行いました。

Cさんはお母さんへの
恨みのような感情を解放し、

大元の欲求であった愛を
思い出したのです。

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僕：「新しい人生を生きたいですか？」

C：「？はい。」

僕：「では今から言うことをやりますか？」

C：「…。やります。」

僕：「実家のお母さんにメールしてみてください。

　　”お母さんの子どもに生まれて良かった”って。」

C：「わかりました。」

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そしてメールを送信すると
その数秒後にCさんのお母さんから
Cさんに電話がかかってきました。

電話に出るCさん。
セミナールームの外で楽しそうな
会話の声が聞こえてきます。

戻って来たCさんに
何を言われたのか確認すると、

「そんなメッセージを送ってくるなんて
　死のうとでもしてるんじゃないか」

お母さんは本気で
そう思っていたらしいと
笑っていました。

Cさんの顔はこれまで見たことが
ないくらい晴れやかでした。

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「あなたの子どもに生まれて良かった。」

これは親にとって
最大の承認のメッセージでしょう。

僕も色々あった父親に対して
そのメッセージを込めた手紙を
書いたところから関係性は大きく変わりました。

「あなたの子どもに生まれて良かった。」

人生のどこかのタイミングで
ご両親に伝えてみてください。

きっとそこから人生が
変わり始めます。

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今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

素晴らしい１日をお過ごしください。

亀井弘喜