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おはようございます!亀井弘喜です。
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◉今日のテーマ:
「映画に銃を向けたインディアン」
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昨日のコーチングのレッスンの中で
「投影」というコンセプトを扱いました。
投影に関しては、
アランがいつもするエピソード話があります。
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映画が登場してまもない頃のアメリカ西部の町で
先住民インディアンが初めて映画を見ました。
そのインディアンはピストルを
持っていました。
映画の中で、敵役の登場人物が、
主人公に向かってピストルを向けて、
撃とうとしていました。
そのインディアンは思わず、
自分のピストルを抜いて、
スクリーンの敵役に向かって
ピストルを撃ちました。
当然のことながら、
その銃弾はスクリーンを突き破り、
後ろの壁に刺さりました。
映画で上映されている映像の
敵役は相変わらずこちらを
撃とうとしていました。
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この話は僕たちが日常的に
している「投影」という概念の比喩です。
撃つ必要の全くない相手に、
勝手に恐怖を感じて自らのピストルを
引き抜き恐怖を感じさせる相手を
撃ってしまうのです。
出会う人や起きる出来事が、
自分を攻撃してくると思えば、
いつもピストルを準備して生きなければ
なりません。
不安を抱えながら生きたり、
将来の心配ばかりしながら生きるというのは
この状態になっている典型例でしょう。
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コーチングのレッスンでは、
このことをどう応用するのか?
最も役に立つのは、
セッション中、コーチがクライアントに
自分の人生体験や価値観を投影しないようにする、
という場面です。
例えばあるクライアントは不倫をしていて
悩んでいたとします。
コーチは自分の配偶者に不倫をされていて
それに怒っていたとします。
不倫のことをクライアントから
相談されたとき、コーチは中立な立場で
話を聞くことができるか?
というのが、投影を超えるレッスンなのです。
投影しながらのコーチングセッションは
役に立たないことが多く、
それどころか揉め事や不快な思いすら
してしまうことがあるでしょう。
すべての価値判断を脇に置いて、
ただ相手の人生に寄り添い、
承認し、新しい視点をともに探していく。
それがアラン流の
ホリスティック・ライフコーチングなのです。
(2017年9月20日 配信のメルマガより)
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最後まで読んでくださってありがとうございました。
このメルマガが少しでもあなたの
人生のお役に立てたら嬉しく思います。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
亀井弘喜
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