人生で初めての体験をしました

エレベーターで自分の部屋のある階を降りると、信じられないくらいタバコ臭かった。

自分の部屋に入ると、数秒で気持ちが悪くなるくらいタバコ臭かった。

この部屋に7,200円払うのか。

何に対してかわからない怒りが湧いてきた。

◆◆◆

「弘喜、自分を大切にするのよ。」

ふと、亡くなった母親のエネルギーのような優しい声が内側に響きました。

タバコ臭い部屋の中で、とてつもないエネルギーとともにスマホでじゃらんのサイトを開き、内なる神様に

「自分を大切にしたって感じられる部屋に空きを作ってください。」

と祈ってから検索すると、もともと泊まりたかったホテルに空きが出ていました。

睡眠の質にこだわったオープン以来全館禁煙のホテルでした。

ラスト1部屋と表示されていました。

値段は12,000円でした。

ほとんど手が勝手に動き、決済まで終えていました。

◆◆◆

タバコ臭い方のホテルの1階フロントまで戻り、事前精算したばかりのフロントのスタッフに、

「ホテルには何の問題もないのですが、僕が極端にタバコがダメなので今チェックアウトします。お金はそのまま払います。」

と伝えました。

フロントにいた2人の男性は、聞いたことのない言葉を聞くような顔でキョトンとしていました。

◆◆◆

「お金がもったいないじゃないか！」

内なる怖れる自分が怒っているようです。

「弘喜、大丈夫よ。それでいいのよ。」

亡き母の優しい声が、聞こえてきて、安心しました。

ーーー

「自分を大切にするということ」
(亀井 弘喜 著)

人生初のノンフィクション超短編小説でした！

さて、セミナーの仲間と大阪の鶴橋ってところで焼肉食べてきます(笑)。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

（Facebook投稿より転記終了）

いかがでしたでしょうか。

実際にはもっとたくさんの心の葛藤が

あったような気がしますが、

とにかく僕は人生で初めて、

ホテルに泊まらずに、お金を払って、

また別のホテルに泊まるという体験をしました。

結果は、とても快適でした（笑）。

そして、最初から、

20,000円くらいのホテルだったと思えば、

そんなに損した気分にもならないから不思議です。

実際後から泊まったホテルの定価は20,000円程度で、

20:00以降チェックイン、8:00前チェックアウトという

条件付きで12,000円に割引になっていたのです。

（差額がちょうど泊まるのを辞めたホテルの値段！）

◆◇◆◇

自分を大切にすると、

すべてがうまくいく。

そんなことを体験した大阪の1日でした。