世界がグニャっと歪んだ日

おはようございます！亀井弘喜です。

 

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◉今日のテーマ：

「世界がグニャっと歪んだ日」

 

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友人でもあり、メルマガ読者でもある方から、

質問を受けました。

 

「以前、ひろきさんが鹿児島移住のビジョンを

　見たと書いていました。

　どうしたら、そういう体験ができますか？」

 

◆◇◆◇

 

僕は、一瞬回答に詰まりました。

 

自分自身も、とくにビジョンを見たいと思って

見ようとしていたわけではないからです。

 

再現性のある回答にはならないかもな。

 

それでももう一度自分の体験を振り返ってみる

ことにしました。

 

僕が鹿児島移住＆起業のビジョンを見たのは

2011年10月19日の夜でした。

 

当時、東京の神楽坂というところにある

マンションで暮らしていました。

 

ビジョンを見る前、

僕は１つのことに夢中になっていました。

 

それは、2011年4月に

大学院に入学して一生懸命通っていたことでした。

 

でも、ビジョンを見る数週間前、

それらのことに意欲が湧かなくなってしまいました。

 

今でも覚えているのは、ビジョンを見る数週間前、

土曜日の暑い日、大学院の授業を受けに

市ヶ谷の駅に着いた後、大学まで行こうとしたら、

一瞬世界が「グニャっ」と音を立てて歪みました。

 

そしてその場に座り込んでしまったのです。

 

どうにもならない気持ち悪さの中、

すごすごと家まで帰りました。

 

あんなに行きたかった大学院が、

「全く行きたくない場所」になってしまったのです。

 

サボったのは、それが初めてのことでした。

 

◆◇◆◇

 

思えば大学院になぜ入学したのかというと、

父親の会社を継ごうと決めたからでした。

 

2010年6月30日。

 

母親がガンで急死したことをきっかけに

僕は仙台の実家を継ぐことを真剣に考え始めました。

 

会社を継ぐにあたって、

しっかりと経営学を勉強しておきたい。

 

経営者の人脈を作りたい。経営者から学びたい。

 

そんな風にして大学院入学を決めて、

卒業後は、仙台に戻るつもりでいたのです。

 

実家の家業を継ぐという道。

 

そこに向かって、一心不乱で進んだ１年間でした。

 

でもあの市ヶ谷で感じた「グニャっ」という歪みは、

僕のことを守ってくれている存在たちから、

「そっちじゃないよ」と言われたように感じたのです。

 

◆◇◆◇

 

結局その立ちくらみをして早退した日が、

僕が最後に市ヶ谷にあるキャンパスに

向かった日となりました。

 

それ以降、全く行く気が湧かなくなってしまったのです。

 

それと入れ替わるように僕の人生に

現れたのが「ヨガ」でした。

 

またその話は別な機会に書きますね。

 

 

（2017年7月6日 配信のメルマガより)

 

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