サッカーの試合中に「何で手が使えないんだ！」と怒る選手がいたら…？

おはようございます！亀井弘喜です。

鹿児島生活6日目、雨の鹿児島の朝です。

昨日はセンターピース中級zoomコースの２回目開催して、
夕方からは出版プロデューサーの方との打ち合わせでした。

本屋さんを巡っていたのですが、あまりにもたくさんの本が出版されてるのを見て、本当に厳しい世界だな〜と感じました。

でも出版に対する気持ちは萎えることはなく、むしろ燃え上がってきております。

 

今日のメルマガです。

どうぞご覧ください。

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◉今日のテーマ：
「小さな不幸と大きな幸せ」

 

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おとといのセンターピースでの

あるペアワークでの一コマでした。

 

 

僕のことをよく知る友人（Aさん）から

僕の人生についての簡単な15分程度の

インタビューを受けました。

 

 

そこではまた、

自分が感情を閉じていたことや、

 

 

両親の離婚騒動がそのきっかけに

なったという話をしました。

 

 

Aさんはにこやかに、

こう質問してくれました。

 

 

「かめちゃん、それじゃあ、

　かめちゃんが感情を閉じる前って

　どんな感じだったの？」

 

 

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その質問で僕の意識は

パッと変わりました。

 

 

そして鮮明に出てきた

記憶の数々。

 

 

僕は感情を閉じる前、

世界を信じきっていた頃は、

本当に天真爛漫な子どもでした。

 

 

クラスメイトに優しく、

全員に声をかけ、

 

 

勉強がわからない子や

体育ができない子がいたら

積極的に教えてあげました。

 

 

先生の言うことをよく聞いて

言われたことを何でも

素直にやっていました。

 

 

素直な僕は

何をやってもメキメキと

上達しました。

 

 

とくにサッカーや勉強は

すごくよくできて、

友達たちや先生たちや親からも

驚かれていたくらいです。

 

 

両親の仲もとても良くて、

細くてスタイルが良くて美人の母、

スマートで頭が良くてかっこいい父、

 

 

友達たちからも

憧れられるような両親でした。

 

 

理想的な家庭に生まれて、

理想的な育ち方をしていた

小さな僕。

 

 

それが「あった」のに、

後のトラブルや騒動による

僕の中の「不幸」にフォーカスしすぎていて

 

 

その前の「幸せ」を

なかったことにしていたのです。

 

 

そして冷静に思い出せば

感情を閉じている時期でも

楽しいことはあったし、

嬉しいことも悔しいこともあったし、

誰かを好きになったこともありました。

 

 

喧嘩ばかりの両親だったと

思い込んでいたけど、

いざというときは協力しあう

二人でした。

 

 

意外に「不幸」は小さく、

「幸せ」は大きかったのです。

 

 

◇◆◇◆

 

 

きっと人間のエゴ（自我）というのは、

不幸が好きなのでしょう。

 

 

苦しみが好きなのでしょう。

 

 

いつも不安で仕方がないのでしょう。

 

 

不安の材料を見つけては

それを拡大し、ますます不安を感じる。

 

 

そんなゲームを繰り返してしまう

性質が僕ら一人一人の中に

設定されている。

 

 

それがこの地球ゲーム、

人間ゲームの舞台装置、ルールなのです。

 

 

舞台装置、ルールに怒っても

仕方ありません。

 

 

サッカーの試合中に、

「何で手が使えないんだよ！」

と怒る選手がいたらどうなるでしょうか。

 

 

サッカーは興ざめになってしまいます。

 

 

手を使えないという舞台装置、ルールを

受け入れた上で、取り組む。

 

 

そうすると、サッカーの中で

奇跡が起きるのです。

 

 

僕たちの人生も同じです。

 

 

エゴ、自我という舞台装置、ルールを

受け入れた上で、取り組む。

 

 

そうすると、人生の中で

奇跡が起きるのです。

 

 

別な言い方をすれば、

人生のどんな出来事も、

 

 

すべては奇跡のための

舞台装置に過ぎません。

 

 

どんな装置なのかを探るよりも、

舞台を楽しむこと。

 

 

目的は、装置の方ではなく、

奇跡の方なのです。

 

（2017年5月10日 配信のメルマガより)

 

 

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