２人の靴のセールスマン

おはようございます！亀井弘喜です。

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◉今日のテーマ：
「２人の靴のセールスマン」

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僕が教わったコーチングのスキルとして

「捉え直し」というものがあります。

 

センターピースではこれを

「考え方を入れ替える」とも

読んでいます。

 

 

人生で何か問題を抱えたとき、

状況を異なった角度から見ることで

それは祝福の前兆だったと

みなすことができるのです。

 

 

そしてそのように世界を捉えたとき

怖れる必要のあることは何も起きていない

ということがわかります。

 

 

◇◆◇◆

 

 

例えば僕の人生で言えば…

 

 

2010年6月30日、

母が59歳でガンで亡くなったとき、

どう考えても良いことなんて

ないように感じました。

 

 

父親にとっても、僕にとっても、

関わる全ての人にとって、

良いことなんてないように感じたのです。

 

 

でも実際には、

僕は母を亡くしたおかげで、

 

「親と会うことの大切さ」

「親と語り合うことの大切さ」に気づいて

毎月父に会いに仙台に帰るようになりました。

 

 

父は父で、母を亡くした後２年して再婚し

新しいパートナーシップを育んでいて、

人生に新たな喜びを見出しています。

 

 

母が亡くなったという悲しい出来事の裏にも

そのような隠れたギフト（成長のチャンスや機会）

があったのです。

 

 

◆◇◆◇

 

もちろん人間、悲しいときは悲しいものです。

捉え直したくないときも多々ありますし、

必ずしも捉え直さなければいけないわけでは

ありません。

 

 

ただ、悲しみに暮れてしまったり、

怒りや怖れにとらわれ続けていると、

身体か心かのどちらかが病気になってしまいます。

 

 

そうなる前に、

今起きている出来事・状況の中に

祝福を見出すこと。

 

 

そのためには、日頃から

同じ状況に対してポジティブな解釈を

するトレーニングをしておくと良いのです。

 

 

◇◆◇◆

 

 

アランの本の中に、

上手い「捉え直し」の例がありましたので

最後にご紹介して終わります。

 

 

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２０世紀初頭にとある靴製造会社が、
まだ未開の大陸であるアフリカに、
市場開拓のためにある代理人を
送り込みました。

数週間アフリカの文化を探求した後、
その男性は本国オフィスに
警告の電報を送ります。

「大変だ！大変だ！
彼らは靴を履いていない。
すぐに本国に帰してくれ！」

その直後他の靴製造会社が、
同じ目的でアフリカに代理人を
送り込みます。

数週間後本国オフィスは
電報を受け取りました。

「すごいぞ！すごい！
アフリカの人は靴を履いていない。
すぐに製造量を３倍にしてくれ！」

 

（2017年5月8日 配信のメルマガより)

 

 

 

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